葬儀屋は評判が悪い?
葬儀社の”悪い”評判
突然ですが、みなさまは葬儀屋つまり葬儀会社についてどんなイメージをお持ちでしょうか。
たとえば…
ぼったくり、騙される、価格が不明瞭、無礼、上から目線…
といった具合に、もしかしたら多くの方はあまりイメージをお持ちでないのかもしれません。
確かに今でもごく少数の葬儀社はいわゆる悪徳商法を働いているかもしれません。
でもまっとうに葬儀社を営んでいる葬儀社にも、上記のような悪い評判が見受けられます。
なぜなんでしょう?
(ご注意!)今回は確信犯的に悪徳商法を働いている業者は無視します。
つまり、まっとうに葬儀社を営んでいるのにもかかわらず、悪い評判が立ってしまう理由を書いています。
身近なモノの価格っていくら?
みなさま、コンビニへ行ってペットボトルのジュースがいくらくらいで売られているかパッと思い浮かびますか?
スーパーでジャガイモがいくらで売られているか、すぐに思い浮かびますか?
たいていの方はすぐに「○○円!」と思い浮かぶと思います。
逆にコンビニでペットボトルのジュースが5,000円で売られていたら?
スーパーでジャガイモ1個が3,000円だったら?
間違いなく買わないですね。
というか「なんてコンビニなの!なんてスーパーなの!」と怒り、二度と行くことはありませんよね。
ちょっと極端でしたが、このような形でモノの価格ってみなさまの頭の中で認識されていて、それより安いか高いかで購入するかどうか決めているはずです。
ではお葬式ってどうです?
喪主として葬儀を取り仕切ったことのある方や、葬儀社で働いた経験のある方であればパッと思い浮かぶと思いますが
一般の方はすぐに思い浮かべることは困難ですね。
葬儀に掛かる3つの費用
「じゃあいくら?」って話になるんですが、これが即答することは非常に難しいんです。
お葬式の費用って大まかに下記の3つに分けられます。
・葬儀費用
・葬儀社による建て替え費用
・おもてなし費用
まず「葬儀費用」とは、祭壇とかお花とか仏具といった葬儀社の基本プランの費用です。
「建て替え費用」は火葬料だったり、会場使用料などの葬儀社が外注先等に支払う費用です。
最後の「おもてなし費用」は会葬者に渡す会葬礼状や精進落としなどの飲食費です。
→(参考)「本当はいくらかかる?」葬儀に掛かる費用を大解剖!
葬儀を行うためには上記のように様々な費用が掛かります。
加えて、葬儀の規模や会葬者の人数によって費用も大きく変わってくるので、冒頭のように「葬儀費用がいくら掛かるか即答はできない」ということになります。
感覚のズレが悪印象を芽生えさせる
悪徳業者は別として、まっとうに葬儀社を営んでいる業者でも、「葬儀費用」に建て替え費用やおもてなし費用、希望に応じたオプション費用が上乗せされるので
えぇ!高い!!
チラシでは「葬儀費用23万円!」って書いてあったのに!
と、葬儀社とみなさまとの間で大きな”ズレ”が生じることになります。
もう何となくお分かりだと思いますが、上記のことが原因で
ぼったくり、騙される、価格が不明瞭
という悪い印象が芽生えるのです。
葬儀価格のズレを解消する方法
こういった”ズレ”を解消するには2つの方法があります。
・チラシやインターネットに表記されている価格を信用しない
・事前に見積もりを取って、価格感を養っておく
「チラシやインターネットに表記されている価格」はあくまで、「葬儀費用」という最低限の金額のみです。
一般的にはこの「葬儀費用」にさらに追加料金が必要なので、表記されている価格だけで葬儀ができると思わないでください。
先ほどのコンビニのジュースやスーパーのジャガイモの例のように、あらかじめ価格感が分かっていれば、いざという時でも焦らずに済みます。
さらに「予算を○○万円で抑えたいから、どこかで費用を削ってください」という交渉もできます。
いずれにしても、あらかじめ「価格感」が分かっていないと、ぼったくられて”カモ”になるだけです。
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