お墓を建てる費用っていくら掛かる?

墓石以外の費用

永代使用料を支払い永代使用権を取得したら、今度は墓地や霊園にお墓を建てます。

お墓を建立するには墓石さえ買えばいいのではなく、そのほかにも下記のような様々な費用が掛かります。

 

・石材費(墓石代)

・石材の加工費

・カロート工事費

・墓地の外柵

・設置費

 

石材を選ぶコツ

 

墓石に適している石は、硬くて耐久性があるものです。

当たり前ですね。

そのほかにも、石の色や産地、模様の均一性などで大きく価格が変わります。

もちろん高価な石は素晴らしいものが多いですが、決して高い石材を買えばいいというわけではありませんし、国産の石が絶対に素晴らしいわけでもありません。

 

国産や輸入石材など数え切れないほどの石材がありますから、小さいサンプルなどで決めずに実際に墓地や霊園に足を運んで石材店の担当者から説明を聞くことが一番です。

また地域や気候によって適している石材が変わります(※)から、お墓を建てようとしている墓地や霊園で確認するのが失敗しないコツです。

※例えば水を吸いやすい石は寒冷地では凍結しやすく、それが原因で墓石にひびが入ったりするそうです。

 

石材の加工

 

墓石の加工とはどのような方法があるのでしょう?

例えば水垂れ加工。

これは台石などに緩やかな下向きの傾斜をつけることで、雨水が石にたまることを防ぐ加工です。

 

木瓜加工(もっこうかこう)とは四角い石を緩やかな丸みを2つ付ける加工です。

 

カロートとは?

 

カロートとは聞きなれない言葉ですが、お墓の最も重要な部分です。

カロート。日本語では納骨棺といい、墓石の下にある遺骨を納めるところです。

カロートには骨壺に入れたまま納めるタイプや遺骨を取り出して撒くタイプなどがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

[骨壺のまま納めると…]

骨壺に入れたまま納めれば誰の遺骨かがはっきり分かりますが、多くの骨壺を納めることができません。

多くの場合、カロートの底は石やコンクリートで固められています。

[遺骨を取り出して納めると…]

また遺骨を取り出して撒く場合は、カロートの底は土のままです。

誰の遺骨か分からなくなりますが、骨壺のまま納めるタイプに比べて多くの遺骨を納めることができます。

 

お墓を建てる予定の墓地や霊園がどのようなカロートになっており、どれくらい工事費がかかるのかなどを前もって調べておく必要がありますね。

もともとカロートが設置されている墓地や霊園もありますよ。

 

外柵とは?

 

外柵とは隣のお墓との境界をはっきりさせる仕切りです。

外柵はカロートとともに墓石を建てる前に設置します。

 

外柵を構成するものを簡単に紹介します。

・拝石(おがみいし)

墓石正面の拝むところに設置する石です。

 

・敷石(しきいし)

お墓の入り口から拝石までのところに設置する石です。

 

・袖石(そでいし)

門柱の代わりです。間口の両脇に据える石です。

 

・羽目石(はめいし)

お墓の敷地を囲む石です。

 

・根石(ねいし)

羽目石の下にある羽目石の土台となる石です。

 

付属品の設置費も忘れずに

 

お墓には墓石だけでなく付属品も設置する必要があります。

宗派やお墓の規模にもよりますが、最低限設置しておきたいものは

 

・水鉢

お墓の正面に設けます。

祀られた方ののどの渇きを潤すために、きれいな水を湯呑に入れて供えます。

お菓子や果物などのお供え物は半紙を敷いた上に乗せます。

 

・花立

お墓参りをしたときに供花するためのものです。

通常は水鉢の両横に1つずつ、合計2つ設けます。

 

・香炉、香立

お墓の正面、水鉢の手前に設けます。

香炉はお線香を寝かせてお供えし、香立は立ててお供えします。

屋根がついているタイプのものもありますので、お墓や墓地・霊園のバランスを考えて最適なものを選びましょう。

 

長くなりましたが、お墓を建てるときにかかる費用や設置する構成物について紹介しました。

何も一気にそろえる必要はありません。

段階的に建てる場合は

  • カロートと外柵の設置。
  • 墓石と水鉢、花立、香立てなどの付属品の設置。
  • そのほかの付属品の設置

など、無理のない範囲で少しずつお墓を建てることが重要です。

 

ちなみにお墓を建てるためのローン(!)もありますので、検討しても良いかもしれません。

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