「戸籍」っていったいどんなもの?

日本国籍をお持ちの方であれば、必ず戸籍が存在しています。
「戸籍」について普段はなかなか意識することはありませんが、いざ必要になったときのために今回は戸籍について大まかに簡単に説明していきます。

本籍地とは

本籍という言葉を耳にしたことがある方が多いと思います。本籍のある場所を本籍地と言いますが、本籍って結局何なんでしょう?
本籍地とは私たち1人1人の戸籍がある場所です。
一般的に赤ちゃんが生まれた場合は、お父さんお母さんの戸籍に入ることになるので、みなさまのお父さんお母さんが出生届を出した当時の住まいに本籍地がある場合がほとんどです。

赤の他人が戸籍を取れる?

戸籍の内容は“戸籍謄本(※)”や”戸籍抄本(※)”という証明書を入手することによって確認できます。
今お住まいのご住所と本籍地が近ければ、直接市町村役場へ行って入手できますが、本籍地が遠方の場合は”郵送での請求”または”コンビニ受取”も可能です。
参考:コンビニで戸籍が受け取れる市町村の確認はこちら
ちなみに戸籍は私たちの出生から現在までが載っている大切な個人情報の塊です。
ご本人や配偶者、直系親族の戸籍を確認する場合は、役所へ申請すれば取得できますが、他人の戸籍を特に正当な理由なく取得することは出来ません。
※戸籍情報が電子化された今日では、戸籍謄本=全部事項証明書戸籍抄本=一部事項証明書というように呼び方が変わっています。

戸籍に書いてあること

さきほど「戸籍は私たちの出生から現在までが載っている大切な個人情報の塊」と書きましたが、具体的に戸籍にはどのようなことが記録されているのでしょう?
戸籍に記載されている事項は
本籍
戸籍内の各人についての
氏名
出生の年月日
入籍原因、入籍年月日
実父母の氏名及び実父母との続柄
養子であるときは、養親の氏名及び養親との続柄
夫婦については、夫又は妻の区別
他の戸籍から入った者の戸籍の表示
その他法務省令で定める事項
です。(戸籍法第13条)
ちなみに氏名の記載は下記の順序で記載されます。
夫婦で夫の氏を称するときは夫、妻の氏を称するときは妻
配偶者

戸籍の附票の使い道

本籍地のある市町村役場では、戸籍の原本と一緒に”戸籍の附票”が保管されています。
実は戸籍の原本には住所を書く欄がないので、引越などで本籍地の住所と現住所がズレている場合も多いのです。
ですから”戸籍の附票”にはその戸籍が作られてから、現在に至るまでの住所の移り変わりが記録されているのです。
銀行等の届出の際、以前の住所をさかのぼって証明したい際は”戸籍の附票”を使うと便利です!

戸籍を確認するときの注意点

戸籍とは私たちが生まれてから現在に至るまで、故人の場合は出生から死亡まで、が記録されているので、何かあれば全部事項証明書(戸籍謄本)を取れば安心!と言いたいところですが、実は戸籍を確認する際の注意点がいくつかあります。

除籍した人の情報は引き継がれない!

戸籍が新しく作られた場合、その時に婚姻や死亡等で除籍されている方の情報は引き継がれません。
したがって死亡に伴う相続の際は、現在の戸籍だけでなく、故人の出生から死亡までの戸籍をさかのぼって他に相続人がいないかを確認する必要があります。

除籍簿も確認する

先ほど記載しましたように、相続の際は故人の出生から死亡までの戸籍をさかのぼって他に相続人がいないかを確認する必要がありますが、銀行等は戸籍謄本だけでなく”除籍謄本”も取るように求めてきます。
除籍謄本とは、記録された人全員が死亡や結婚で全員抜けて(除籍)しまった空の戸籍のことです。
除籍謄本に記載されていることは、その戸籍が除籍されたとき時点のものですから、現在有効な戸籍謄本に記載されている事柄以外の身分関係が載っている可能性があります。
したがって相続の際は戸籍謄本だけでなく、除籍謄本も確認する必要があることを知っておきましょう。

離婚した場合の戸籍はどうなる?

夫婦生活にピリオドを打ち離婚してしまった場合、筆頭者ではない妻または夫は夫婦の戸籍から抜け(除籍)、結婚前の戸籍に戻る(復籍)ことになります。
しかしながら本人が新しい戸籍を希望した場合や、結婚前の戸籍が除籍簿に入っている場合は、妻または夫を筆頭者とした新しい戸籍が作られます。

転籍は難しくない!

冒頭にも記載しましたように一般的に赤ちゃんが生まれるとお父さんお母さんの戸籍に入ります(入籍)ので、子どもの本籍地は親の本籍地と同じになります。
しかし本籍地を変えたくなった場合は、特に難しい手続きを踏むことなく、それどころか非常に簡単に本籍地を移す(転籍)ことが可能です。
転籍の手続きを行う場合は、転籍届を出すことで完了します。
転籍は日本国内であれば、基本的に自由に決めることができます!

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