認知症を引き起こす主な原因疾患とは?
早めの受診が予防につながる
超高齢化社会へ突入した我が国にとって、もはや認知症は特別な病気はありません。
「おかしいなぁ」で放置するのではなく、早めの受診が認知症予防に役立ちます。
認知症に対しての正しい情報を得たうえで、誰に相談するのかをご家族の方と相談しておきましょう!
認知症の原因疾患5(ファイブ)
認知症を引き起こす原因疾患は70種類を越えるといわれていますが、今回は主な疾患5種類を紹介していきます。
「まぁ私も年だから仕方ないわね」と放置するのではなく、「認知症簡単チェック」で1つでも当てはまる場合は、かかりつけの病院や専門医、地域包括支援センターへ早めに相談へ行きましょう!
アルツハイマー型認知症
認知症と縁がない方でも、「アルツハイマー」という単語くらいは耳にされたことがある方も多いのではないかと思います。
それもそのはず、この「アルツハイマー型認知症」は認知症の約半数を占めるそうです。
症状としては
・最近の出来事を忘れてしまう。
・同じ会話を延々繰り返す。
などの記憶障害が徐々に進行してい行きます。
レビー小体型認知症
おもな症状としては
・実際に存在しないものが見える。
・本当はいないのに、人がいるように見える。
といった幻視や、
・動作が鈍くなる。
・睡眠障害が起こる。
といった症状がみられるそうです。
前頭側頭型認知症
主な症状は
・同じ行動を繰り返す。
・自制心が利きにくくなる。
・人格的変化がみられる。
といったことが多いようです。
脳血管性認知症
脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳の病気が原因となって引き起こされる疾患です。
段階的に症状が悪化することが多いようです。
正常圧水頭症
脳せき髄液がたまって脳室が拡大し、歩きづらくなったり、失禁してしまうこともあるようです。
ただ適切な手術を行えば、改善する可能性もあるようです。
早めに相談だ!
とにかく冒頭でも書きましたように、「最近おかしいなぁ」とおもったらできるだけ早く、かかりつけの病院や専門医、地域包括支援センターへ相談に行きましょう!