墓じまいの仕方

子どもたちに迷惑かけたくない

最近テレビや雑誌でもよく目にするようになった”墓じまい(※)”ですが、50代以上の終活世代の方々を中心に検討される方が増えてきているようです。
※”墓じまい”とは、今あるお墓から遺骨を取り出し、別の方法で埋葬し直すことです。
(参考記事)→最近よく聞く”墓じまい”って何?
さらに”墓じまい”を考えるきっかけは人それぞれですが、「子どもや孫にお墓を守る負担を強いたくない」とか「地元を離れて嫁に行ってるからわざわざ故郷にまでお墓参りに来させるのはかわいそう」など、ご自身のことではなくお子さんやその先の世代の負担を軽減するために”墓じまい”を考え始める方が多いようです。
とはいえ一口に”墓じまい”といっても簡単なことではありません。
特に時間とお金は結構掛かると覚悟しておかないと、「え!こんなに大変だと思わなかった!」と後悔してしまうことにもなりかねません。
そこで今回は、初めての方でも何となくイメージしていただけるように“墓じまいの仕方”について順を追って説明していきます。
※今回は今あるお墓を”墓じまい”して、新しいお墓に引っ越すこと(改葬)を例に説明しています。

“墓じまい”のその後が重要

まず”墓じまい”を行う際には、“墓じまい”だけでなく”墓じまいの後のこと”もしっかり考えておくことが重要です!
墓じまいを住居に例えると分かりやすいですが、いま住んでいる家を引き払って新しい家に移る時に、いま住んでいる家を引き払うことばかり考えていては失敗してしまいますよね。
つまり今あるお墓の“墓じまい”と、新しく移すお墓や霊園、埋葬方法の両方とをバランスよく進めていくことが”賢い墓じまい”ということになります。

“墓じまい”の方法

それでは「墓じまいをするぞ!」と決意された方のために、“賢い墓じまい”の方法を順にご紹介します。

1.新しい埋葬方法を決める

まず初めに考えなくてはいけないのが、今のお墓から取り出した遺骨をどのように埋葬し直すかということです。
一般的には、新しくお墓を建てるとか永代供養墓に埋葬する、パウダー状に加工して手元で供養する、海などに散骨するなどの選択肢が考えられますよね。
この時にご予算やお墓参りの利便性、将来の承継者の事情、他人の遺骨と混じっていいかどうかなど、視野を広げてみんなにとってベストな埋葬方法をしっかり考えておきましょう!

2.お墓のあるお寺と話し合っておく

今のお墓が公営墓地や民営の墓地・霊園にあるならば、事務的な手続きだけで問題なく”墓じまい”出来ると思いますが、もし今のお墓が寺院にある場合は注意が必要です。
お寺にあるお墓を墓じまいするということは、お寺の収入が減ってしまうことを意味します。
檀家さんからの収入が途絶えてしまうことは避けたいので、お寺さんも必死になって墓じまいを引き留めてくるでしょう。
そこでみなさまが感情的になってしまうと丸く収まるものも収まりません。
すなわち、今のお墓がお寺にある場合は、出来るだけ早い段階でこれまでの感謝や”墓じまい”することになった経緯を丁寧にお話しされることをお勧めします。
またお寺さんに「離檀料」というけじめのお布施を支払う必要があります。

3.新しい墓地・霊園との契約

新しくお墓を建立する場合は、受け入れ先の墓地や霊園を決めて契約します。
注意点としては、墓地や霊園で石材店が指定されているかどうか好みのお墓を建ててよいのかどうか手付金をどのくらい支払わなければいけないのか、などしっかり調べておきましょう

4.受け入れ証明証の受取

新しい墓地や霊園との契約が済んだら、「受け入れ証明証」を発行してくれますので、忘れずに受け取り大切に保管しておきます。
この「受け入れ証明証」は新しい墓地のある自治体で「改葬許可証」を交付してもらう際に必要です。

5.埋葬(埋蔵)証明書の準備

「このお墓に遺骨があります」という証明である埋葬(埋蔵)証明書を準備しておきます。
こちらも新しい墓地のある自治体で「改葬許可証」を交付してもらう際に必要です。

6.改葬許可申請証の準備

改葬許可申請証を準備したうえで、今あるお墓の管理者に署名と捺印をもらっておきます。

7.役所手続き

これまで準備してきた3つの書類(「受け入れ証明証」、「埋葬(埋蔵)証明書」、「改葬許可申請証」)を新しいお墓のある市区町村役場へ持参して「改葬許可証」を交付してもらいます。

8.今のお墓の撤収

「改葬許可証」を受け取ったら今あるお墓の撤収作業に入ります。
閉眼法要ののち遺骨の取り出し、墓石の撤去と進み、最終的にはお墓の区画を更地に戻してお墓の管理者へ返します。

9.新しいお墓の建立

さらに取り出した遺骨をもって新しいお墓で墓石工事を行い、出来上がったら開眼法要を行います。
この際には市区町村役場で交付してもらった「改葬許可証」と「受け入れ証明証」を忘れずに持参しましょう。

10.納骨

これが最後のステップです。
完成した新しいお墓に遺骨を納骨します。

まずはご相談を!

以上の流れで今あるお墓の”墓じまい”と新しいお墓への引っ越し(改葬)が完了です。
何となくお分かりかと思いますが、今あるお墓と新しいお墓、そして市区町村役場へと移動が大変ですし、お墓を撤収したりお墓を建てたりとお金も時間も掛かりますので、とにかく余裕を持って無駄のない計画を立てて臨むことが非常に重要です!
とはいえ初めての”墓じまい”はご家族で悩まず私たちプロにまずご相談ください!
的確で無駄のないご提案をさせていただきます!

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